喜びの視点は自分自身からみんなの成長へ。
華やかなイベントへの憧れ、そしてプローバへ
子どもの頃から機械いじりが大好きで、大人になってもその路線は変わらず。根本的に音響の機材オタクです。華やかな世界に憧れ、イベントに関わる業界に進みたいと思って高校卒業後は専門学校で音響を専門に勉強。卒業後2年間は、大阪を拠点にフリーランスでイベント業に携わっていました。22歳で岡山へ帰郷するのをきっかけに県内でイベントに関わる会社を探したところ、企業面談会でプローバに出会いました。
入社して気づいたのですが、実は当社のメイン事業は機材の販売。最初に配属されたのもイベント部ではなく技術部でした。でもイベントをやりたい気持ちが強く、上司にその思いを伝え続けた結果イベントレンタルグループに異動がかない、現在に至っています。
技術サポートスタッフとして全国で活躍
業務内容は映像・音響機材のレンタルとイベントでの技術サポートです。技術サポートとは機材を持ち込んで現場でオペレーションを行うことです。
地元発信のイベントはもちろんの事、県外とのネットワークもあるので東京をはじめ各地でのツアー案件や中継案件などのご相談もいただきます。
イベント映像というジャンルでの業者は少なく、稼働エリアは中四国・関西をはじめ全国におよびます。芸能的な仕事もあれば国際会議、国の大事業に関わる機会もあり、2021年夏はオリンピック・パラリンピック会場でもサポートを行いました。最近は配信などの需要も増えオンラインでのイベント業務も多いです。
お客様に感動を与え、その姿を見る喜びが味わえるという点では、非常にやりがいのある業界だと思います。
社内外を問わずワンチームで業務に取り組む
イベントチームは少人数で動いていますが、個々がそれぞれの特性を活かしご依頼いただいたプロジェクトを精一杯こなしています。
僕は主に現場の段取りや機材と人のシフト調整を担当していますが、同時に複数の案件が重なる中ストレスなく現場が動くよう段取りすることを意識しています。
そのために多くの外注スタッフさんにもご協力いただきます。
外注スタッフさんも一つのチームですし、社内外問わずフラットな関係で横のつながりは非常に強いです。普段からコミュニケーションを大切にしており、同じプロジェクトに取り組む仲間だけに、みんな仲がいいですね。
喜びの視点は自分自身からみんなの成長へ
イベント部門はプローバの中でも特殊で、もともと機材レンタルから始まった事業部です。僕が異動したばかりの頃は現場のオペレーターはおらず、社内外のチームもできていませんでした。当時は分からないなりに試行錯誤を繰り返し、社外の人に教えてもらいながら技術を吸収、部署の形を整えていきました。
映像のことだけでなく、立場上いろんな相談も持ち込まれます。進行は? 会場は? チラシや告知は? など、分野外のことも多いのですが、必死で調べて対応するうちに今までの自分にないノウハウも勉強できました。おかげでこれまで身についたスキルや能力は年々増え、結果的に今の自分に繋がっています。
また、以前は自分のスキルアップや達成感が一番でしたが、今はプロジェクトに関わる人みんなが向上し、幸福になることが喜び。人の成長が自分の達成感に変わってきました。僕がプランしたものが現場チームの力で想定以上のものに仕上がったりすると感動します。今後はみんなの力で地元イベント映像業界の更なる向上を目指していきたいです。
イベント業ならではの魅力とやりがい
この仕事の魅力は、他の仕事では味わえない緊張感の中での快感ですね。音響一つ、映像一つで人々がワーっと盛り上がる。そんな姿を見るたびに鳥肌が立ちます。お客様が何を求めているかを把握して形にし、本番後に感謝の言葉をかけていただけた時には最高の気持ちです。
個人的には、単に要望いただいた演出を実現するだけでなく、「何かかっこいいことをしてほしい」という言葉をきっかけにスタートするような仕事にやりがいを感じますし、チャレンジしてみたいです。
求めるのは真面目で遊び心のある人
当社は販売を基盤としてソフト開発や現場施工など様々なニーズに対応できる部門があるので、幅広いサービスが提供できる点で必要としていただける場面が多くあります。社員の人間性もよくおおらかですし、やりたいことが実行できる風土もあります。
入社前の能力不足による不安など、気にしなくて大丈夫です。真面目に好奇心を持って物事に取り組むことができる人、そして遊び心を持った人が来てくれるのを楽しみにしています。